
スラ子

ライムス
WordPressで記事が増えてくると、カテゴリーの並び順が気になってきます。
たとえば、最初に読んでほしい「初心者向け」を上に置きたいのに下へ回っている、収益につながる重要カテゴリーを目立たせたい、親カテゴリーと子カテゴリーの順番を整理したい、といった場面です。
カテゴリーは単なる管理用ラベルではありません。ヘッダー、サイドバー、カテゴリー一覧、関連記事導線などで使うと、読者が次にどこへ進むかを決めるナビゲーションになります。
この記事では、2026年9月時点の公式情報を基準に、Category Order and Taxonomy Terms Orderの現在の使い方、Autosortの意味、親子カテゴリー、カスタムタクソノミー、並び順が反映されない場合の原因まで一から整理します。
結論|カテゴリー順はプラグインで整えると管理しやすい
WordPressカテゴリーを自分の好きな順番に並び替えたいなら、Category Order and Taxonomy Terms Orderを使う方法が分かりやすいです。
2026年9月時点のWordPress.orgでは、同プラグインはバージョン2.0、50万以上の有効インストール、WordPress 7.1までテスト済みとして公開されています。カテゴリーだけでなく、階層型のカスタムタクソノミーもドラッグ&ドロップで並べ替えられます。
- ✓カテゴリーをドラッグ&ドロップで並び替える
- ✓親カテゴリー・子カテゴリーの順番を整える
- ✓階層型カスタムタクソノミーを並び替える
- ✓管理画面の一覧にもカスタム順を反映する
- ✓Autosortでフロント側のクエリへ自動適用する
ただし、プラグインを入れれば必ずすべての場所で同じ順番になるわけではありません。テーマやウィジェット、独自コード側で明示的に別の並び順を指定している場合は、そちらが優先されることがあります。
WordPress標準ではなぜ自由にカテゴリー順を変えにくい?
WordPressのカテゴリーは「タクソノミー」という仕組みで管理されています。標準のカテゴリー管理画面では、カテゴリー名、スラッグ、親カテゴリーなどは編集できますが、一般的な記事一覧のように任意順をドラッグして保存するUIはありません。
WordPressの用語取得では、get_terms()やWP_Term_Queryを使ってカテゴリー・タグなどを取得します。標準では名前順などの条件で取得できますが、サイト運営者が管理画面で自由に並べた順番をそのまま持つ仕組みは限定的です。
Category Order and Taxonomy Terms Orderは、このカテゴリーやタクソノミーに独自の順番を持たせ、管理画面から簡単に変更できるようにします。
Category Order and Taxonomy Terms Orderをインストールする
まずはWordPress管理画面からプラグインを追加します。昔の記事ではZIPを手動アップロードする方法も多く紹介されていましたが、WordPress.orgからインストールできる環境なら管理画面から検索するのが簡単です。
- 01「プラグイン」→「新規追加」を開くWordPress管理画面からプラグイン検索画面へ進みます。
- 02Category Order and Taxonomy Terms Orderを検索似た名前のプラグインと間違えないように確認します。
- 03インストールして有効化有効化するとカテゴリーや各投稿タイプのメニューに並び替え画面が追加されます。
- 04設定画面を確認するAutosortや管理画面側の並び替え設定を、自分のサイトに合わせて確認します。
カテゴリーの順番をドラッグ&ドロップで並び替える
プラグインを有効化したら、投稿メニュー内に表示されるTaxonomy Orderなどの並び替え画面を開きます。
表示されたカテゴリーをマウスでつかみ、上へ移動したいカテゴリーは上へ、下へ移動したいカテゴリーは下へドラッグします。親子関係がある場合も、階層を見ながら順番を整理できます。
- 01Taxonomy Orderを開く並び替えたいカテゴリーの管理画面へ進みます。
- 02カテゴリーをドラッグする読者に見せたい順番に上から並べます。
- 03親子カテゴリーも確認する親の中で子カテゴリーが自然な順番になっているか確認します。
- 04保存・更新する変更を保存してフロント側の表示を確認します。
カテゴリー数が多い場合は、最初から完璧な順番にしようとせず、「最初に読んでほしいカテゴリー」「収益化の中心カテゴリー」「補助カテゴリー」の3段階くらいに分けて整えると決めやすくなります。

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Autosortとは?有効・無効をどう考える?
Category Order and Taxonomy Terms Orderには、カスタムした並び順をフロント側のクエリへ自動適用するAutosortの設定があります。
Autosortを有効にすると、テーマ側がカテゴリー一覧を取得するときに、プラグインのカスタム順が反映されやすくなります。公式説明でも、コード修正なしでカスタム順を自動適用できる設定として案内されています。
| 設定 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| Autosort 有効 | 管理画面で決めた順番をサイト全体へ反映したい | 独自クエリにも影響する場合があるため確認する |
| Autosort 無効 | テーマ・コード側で並び順を個別制御したい | カスタム順を使う場所はコード側で指定する |
通常のブログで「カテゴリー順を統一したい」という用途なら有効化が分かりやすいですが、独自コードでカテゴリー取得を細かく制御しているサイトでは、影響範囲を確認してから使います。
親カテゴリーと子カテゴリーは「読者の進み方」で並べる
カテゴリーの並び替えで一番差が出るのは、単純な順番よりも親子構造です。
たとえば「WordPress」という親カテゴリーの下に、「始め方」「テーマ」「プラグイン」「セキュリティ」などを置く場合、記事数だけでなく読者の順序を考えます。
- 最初に必要な基礎カテゴリーを上に置く
- 次に設定・運用カテゴリーを置く
- 専門的なカスタマイズは後ろへ回す
- ほとんど使わないカテゴリーは整理・統合も検討する
- 親カテゴリー名だけで内容が想像できる構造にする
カスタムタクソノミーも並び替えられる
このプラグインはWordPress標準カテゴリーだけではなく、階層型のカスタムタクソノミーにも対応しています。
たとえば、人物サイトなら「時代」「地域」「職業」、商品サイトなら「ブランド」「用途」「シリーズ」など、独自分類を作っている場合にも使えます。
複数のカスタム投稿タイプを運営しているサイトでは、それぞれの投稿タイプに紐づくタクソノミーへ並び替えメニューが表示される場合があります。プラグイン公式でも、複数タクソノミーを同じインターフェースから切り替えて扱える機能が案内されています。
ただし、階層型ではないタグ系タクソノミーや、テーマ・プラグイン側で独自実装している一覧では、思ったとおりに反映されない場合があります。
並び順がサイトに反映されないときの確認ポイント
管理画面では並び替わっているのに、サイドバーや一覧ページでは元の順番のままということがあります。その場合は、プラグインを入れ直す前に表示経路を切り分けます。
- ✓Autosortが意図した設定になっているか
- ✓テーマ側が名前順・件数順などを明示していないか
- ✓ウィジェットに独自の並び替え設定がないか
- ✓キャッシュが古いカテゴリー一覧を保持していないか
- ✓対象が階層型タクソノミーか
- ✓カスタムコード側でorderbyを指定していないか
テーマやプラグインが明示的にorderbyを指定している場合、Autosortを使ってもその指定が優先されることがあります。開発者がコードで取得している場合は、プラグイン公式が案内するorderby => term_orderの利用も確認します。
カテゴリー順を変える前に整理したいこと
並び替えは簡単ですが、カテゴリー自体が増えすぎている場合は、順番を整えるだけではサイトが分かりやすくなりません。
まず、カテゴリー名の重複、ほとんど記事がないカテゴリー、検索意図が近すぎるカテゴリーなどを見直します。
- 似た意味のカテゴリーを複数作っていないか
- 1記事しか入っていないカテゴリーが大量にないか
- カテゴリー名だけで中身を想像できるか
- 親カテゴリーと子カテゴリーの粒度が揃っているか
- 読者が次に進む順番を作れているか
- 今後記事を増やす予定があるカテゴリーか
カテゴリーの目的は「記事を分類すること」より「読者が必要な記事群へ移動しやすくすること」と考えると整理しやすくなります。
プラグインを使わずコードで並び替える方法はある?
開発者であれば、WordPressのターム取得条件をコード側で制御することもできます。WordPressのWP_Term_Queryではorderbyとして複数の値を指定でき、条件に応じて名前・ID・件数などで並べ替えられます。
Category Order and Taxonomy Terms Orderは、独自の順番を使う場合にterm_orderを指定する方法も公式FAQで案内しています。
| 方法 | 向いている人 | メリット |
|---|---|---|
| プラグイン | 初心者〜一般運営者 | 管理画面からドラッグで変更できる |
| コード制御 | 開発者・独自テーマ運営 | 場所ごとに取得条件を細かく変えられる |
通常のブログ運営であれば、カテゴリー順を変えるためだけに独自コードを増やすより、更新が続いている専用プラグインを使うほうが管理しやすいケースが多いです。

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WordPress全体の導線も一緒に整える
カテゴリー順だけ整えても、テーマ側のサイドバーや記事一覧が分かりにくければ、サイト全体の回遊は改善しにくいです。
テーマ選びやサイドバーの設計をまだ整えていない場合は、先にWordPress全体の見せ方を確認してください。
WordPressを作ったばかりなら、サーバー・ドメイン・テーマなどの土台も含めて順番に整えると管理しやすくなります。
サイト運営では、カテゴリー導線だけでなく管理画面・プラグイン・ログイン周りの安全性も一緒に見直しておくと安心です。
カテゴリー順のよくある質問
カテゴリーを並び替えるとURLやSEO評価は変わりますか?
並び順だけを変更しても、カテゴリーのスラッグやURLそのものを変更しなければURLは通常変わりません。ただし、ナビゲーションや内部リンクの表示順が変わるため、読者の回遊には影響します。
記事の並び順もこのプラグインで変更できますか?
このプラグインの主目的はカテゴリーや階層型タクソノミーの順番です。投稿そのものの並び順は別の仕組みになるため、目的に合う機能を使ってください。
WooCommerceの商品カテゴリーにも使えますか?
プラグインは階層型タクソノミーを対象としているため、環境によって商品カテゴリーなどでも利用できます。ただしWooCommerceやテーマ独自の並び順が指定されている場合は、実際の表示を確認してください。
並び替えたのに管理画面だけしか変わりません
AutosortやAdmin Sortの設定、テーマ側のorderby指定、ウィジェット設定を確認してください。管理画面側とフロント側で別の設定が使われている可能性があります。
カテゴリーが多すぎる場合は全部並べ替えるべきですか?
先に不要カテゴリーの統合・削除候補を整理したほうが効率的です。大量のカテゴリーを並べ替える前に、サイト構造として本当に必要かを確認してください。
まとめ|カテゴリー順は読者が進みやすい攻略順にする
WordPressカテゴリーの順番を自由に整理したい場合は、Category Order and Taxonomy Terms Orderを使うとドラッグ&ドロップで管理できます。
- カテゴリー・階層型タクソノミーをドラッグで並び替えられる
- Autosortでフロント側へ自動適用できる
- 親子カテゴリーも読者の進行順を考えて整える
- 反映されない場合はテーマ・ウィジェット・orderby・キャッシュを確認する
- カテゴリー数が多すぎる場合は並び替え前に統合も検討する
- 最終的には実際のサイドバー・一覧ページで確認する
カテゴリーは管理画面をきれいにするためではなく、読者を次の記事へ案内するために並べます。 サイト全体を上から見て、「初めて来た人がどの順番で進めばいいか」を基準に整えてみてください。

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