Google AdSenseの管理画面では、「CTR」という指標を確認できます。
CTRはClick Through Rateの略で、広告が表示された回数に対して、どれくらいクリックされたかを見る割合です。
AdSense収益を分析するときに重要な指標ですが、CTRには全サイト共通の「正解」があるわけではありません。
AdSenseのCTRとは?
CTRは、クリック数を広告表示回数で割って算出します。
たとえば、広告が1,000回表示されて10回クリックされた場合、CTRは1%です。
ただし、ページCTR・広告CTRなど、レポート上では対象となる表示回数が異なる指標があるため、数字を比較するときは同じ指標同士で見ることが大切です。
CTRの目安は一律に決められない
「CTRは何%なら良い?」と気になる人は多いですが、Googleはサイト全体の平均CTRを一律に示していません。
ジャンル、広告配置、デバイス、ユーザー属性、季節などによってCTRは変わるため、他サイトの数字と単純比較するより、自分のサイトの過去データと比較する方が実務的です。
CTRが上がれば必ず良いわけではない
CTRが上がるとクリック数は増えやすくなりますが、数字だけを追いかけるのは危険です。
広告を誤クリックしやすい位置へ置いたり、読者が本文を読みづらくなるほど広告を増やしたりすると、ユーザー体験を損なう可能性があります。
AdSenseではポリシー遵守が前提なので、意図的にクリックを誘導する表現や配置は避けましょう。
CTRが変動したときに確認する項目
- 広告配置を変更していないか
- スマホとPCで表示が変わっていないか
- アクセスが増えたページの種類が変わっていないか
- 広告フォーマットを変更していないか
- 期間が短すぎないか
1日だけのCTRで判断せず、7日・28日・過去3か月など、期間を変えて確認すると傾向を把握しやすくなります。
CTR・CPC・RPMはセットで見る
AdSense収益を見るときは、CTR単独ではなく、CPCやRPMと一緒に見るのがおすすめです。
- CTR:広告がクリックされた割合
- CPC:1クリックあたりの平均収益
- RPM:1,000回の表示やページビューあたりの収益性
CTRが下がっていてもCPCやアクセス数が上がれば収益が増えることがあります。逆にCTRが上がってもCPCやPVが下がれば収益が伸びないこともあります。
CPCについては、Google AdSenseのCPCとは?で解説しています。
RPMについては、Google AdSenseのRPMとは?も参考にしてください。
CTRを改善するときの考え方
CTR改善では、クリックを無理に増やすのではなく、読者の邪魔をしない範囲で広告の見え方を整えることが基本です。
- スマホで広告が本文を邪魔していないか確認する
- 記事途中や記事下など自然な位置を検討する
- 自動広告の設定を見直す
- 表示速度を悪化させていないか確認する
- 記事自体の検索流入を増やす
広告の設置方法は、Google AdSense広告の貼り方で詳しく解説しています。
まとめ
AdSenseのCTRは、広告表示に対してどれくらいクリックされたかを見る割合です。
全サイト共通の理想値を探すより、自分のサイトの過去データと比較し、CPC・RPM・PVとあわせて確認する方が役立ちます。
AdSenseの各指標をどこで見るか分からない場合は、Google AdSense管理画面の見方もあわせて確認してください。
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