実践経験がある人向け。設計・分析・改善をさらに深く掘り下げる記事です。
- アドセンス狩りの犯人を特定したい
- 犯人がわかった後、実際に撃退する方法


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この記事では、『アドセンス狩りの犯人を特定する方法』と『犯人の撃退方法』について徹底的に解説します。アドセンス狩りを放置しておくと、最悪『閉鎖』になる可能性がありますので、しっかりと確認しておきましょう。

アドセンス狩りとは?まず「無効なトラフィック」として考える

一般に「アドセンス狩り」と呼ばれているのは、第三者が意図的に広告を何度もクリックするなどして、サイトへ無効なトラフィックを発生させる妨害行為です。
Google公式でも、第三者が運営者の関知しないところで手動・自動の無効なトラフィックを発生させる「妨害行為」があることを案内しています。
アドセンス狩りが疑わしいとき、ボクなら最初にこの5つを確認する
- AdSenseのクリック数・CTR・推定収益の急変を見る
普段と比べて明らかに不自然な変化がないか確認します。ただし、数字が上がっただけで即「狩り」とは決めつけません。 - いつ・どのページで異常が起きたか記録する
日時、対象ページ、クリック数、CTR、流入元などをスクリーンショットやメモで残します。 - Google Analyticsなどで流入元・地域・対象ページを確認する
GA4では個々の訪問者のIPアドレスを表示することはできません。ここでは流入元や地域、閲覧ページなどの傾向を確認します。 - AdSenseのポリシーセンターを確認する
広告配信制限や無効なトラフィックに関する通知が出ていないか確認します。 - 不審な動きが続くならGoogleへ報告する
異常なクリックやトラフィックを把握した場合は、無効なクリックの連絡フォームから状況を伝えます。
Google AdSenseヘルプ|無効なトラフィックを防止する方法
犯人の特定は必須ではない|IPアドレスは「手掛かり」として使う
無効なトラフィックが疑われても、必ず個人を特定しなければいけないわけではありません。Google自身もクリックやインプレッションを監視し、無効なトラフィックを検出・除外しています。
また、IPアドレスが分かっても、そのIPだけで「誰がやったのか」という個人の身元まで確定できるわけではありません。共有回線、モバイル回線、VPN、動的IPなどもあるためです。
必要に応じて詳しく確認したい場合、リサーチアルチザンプロには現在も「AdSenseクリック解析」があり、広告がクリックされたページ・広告位置・IPアドレスを確認できると公式サイトで案内されています。
2026年9月時点では、初回1か月の無料お試しがあり、無料期間終了後に自動課金される仕組みではありません。料金や機能は変更される可能性があるため、利用前に公式サイトを確認してください。
リサーチアルチザンプロで不審なクリック元を確認する方法

リサーチアルチザンプロでは、AdSenseクリック解析から、広告クリックが発生したページ・クリック数・割合・IPアドレスなどを確認できます。IPは「犯人の身元」ではなく、不審なアクセスを見分けるための手掛かりとして使います。
「AdSense」をクリックしましょう。

「AdSense IP」をクリックしましょう。

ここで、自分の登録したサイトの『アドセンス広告』を実際にクリックした『Adsense IPアドレス』を確認できます。『クリック数』や『割合』も確認できますので、アクセス規模に対して同じIPからのクリックが異常に多い場合は、不審なトラフィックの候補として記録しておきます。

試しに、気になる「AdSense IPアドレス」をクリックしてみましょう。

「訪問者」の箇所をクリックしましょう。

そのIPアドレスに紐づく国・地域など、アクセス解析上の情報を確認できます。

さらに、広告クリックが発生したページも確認できます。

アドセンス狩り・無効なトラフィックが疑わしいときの対処法

不審なトラフィックを確認したら、ボクならまずGoogleへの報告を優先し、必要に応じてアクセス元のブロックを補助的に行います。
- 無効なクリックの連絡フォームからGoogleへ報告する
- 必要に応じて不審なアクセス元をブロックする
①無効なクリックの連絡フォームから報告
不審なクリックや異常なトラフィックを把握したら、必要な情報を整理して「無効なクリックの連絡フォーム」からGoogleへ報告しましょう。
日時、対象URL、流入状況、確認できたIPアドレスなど、把握している情報をできるだけ具体的に記入します。IPアドレスが分からなくても、分かる範囲の状況を整理してください。

ちなみに「無効なクリック連絡フォーム」の中の『サイト運営者ID』とは『パブリッシャーID』のことで、「アドセンスの管理画面」で「アカウント情報」から分かります。

②必要に応じて不審なアクセス元をブロックする
同じアクセス元から明らかに不自然な動きが続く場合は、サーバーやWAF、CDNなどのアクセス制御でブロックする方法があります。ただしIPアドレスは変わることがあり、共有IPを巻き込む可能性もあるため、IPブロックだけを唯一の対策にしないでください。
- 『エックスサーバー』からIPアドレスをブロック
- 『プラグイン』を使用してIPアドレスをブロック
(1)エックスサーバーでIPアドレスをブロックする方法
一つ目は『エックスサーバー』を活用する方法です。

「サーバー管理」をクリックしましょう。

「アクセス拒否設定」をクリックしましょう。

「アクセス拒否IP追加」をクリックしましょう。

「拒否IPアドレス」に『アドセンス狩りのIPアドレス』を入力し、「確認画面へ進む」をクリックしましょう。

「追加する」をクリックしましょう。


(2)プラグインを使ってIPアドレスをブロック
二つ目は『WP-Ban』というワードプレスプラグインを使ってIPアドレスをブロックする方法です。
「今すぐインストール」をクリックし『有効化』しましょう。

「設定」→「Ban」をクリックしましょう。

色々な設定項目がありますが、アドセンス狩り対策の場合は入力する箇所は「Banned IPs」の1箇所だけです。
ここでは『アクセスを拒否したいIPアドレス』を入力します。
この空白部分にアドセンス狩り犯人のIPアドレスを入力して「変更を保存」をクリックしましょう。

自分で広告を誤クリックした場合はどうする?
自分のサイトの広告を故意にクリックすることは禁止されています。ただし、Google公式では誤って1回クリックしてしまった場合、特別にGoogleへ連絡する必要はないと案内しています。
慌てて何度も確認したり、自分の広告をテストでクリックしたりしないでください。広告内容を確認したい場合は、AdSenseの広告レビューセンターなど安全な方法を使います。
Google AdSenseヘルプ|無効なトラフィックに関するよくある質問
広告配信が制限された場合に確認すること
無効なトラフィックの問題が疑われると、AdSenseで広告配信が一時的に制限される場合があります。
この場合、ボクなら次の順番で確認します。
- AdSenseのポリシーセンターで現在の措置を確認する
- 最近の流入元・地域・ページ別アクセスに不自然な変化がないか確認する
- 自分や家族・知人が広告をクリックしていないか確認する
- 広告配置が誤クリックを誘発していないかスマホ・PCの両方で確認する
- 購入トラフィックや品質の低い流入元を利用していないか確認する
Googleは広告配信制限を自動的に審査・更新します。解除日を断定することはできないため、まずクリーンなトラフィックを維持することに集中します。
まとめ|アドセンス狩りは「犯人探し」より記録・確認・報告を優先する
- 第三者による大量クリックはGoogleが「妨害行為」「無効なトラフィック」として案内している
- CTRやクリック数が一時的に増えただけでアドセンス狩りと断定しない
- 日時・ページ・流入元など、異常が起きた状況を記録する
- Google Analyticsでは個別ユーザーのIPアドレスを確認できない
- 必要ならアクセス解析サービスでIPを手掛かりとして確認する
- 不審なトラフィックはGoogleへ報告する
- IPブロックは補助策であり、唯一の解決策ではない
AdSenseで禁止されている行為全体を確認したい方は、Google AdSenseのNG集もあわせて確認してください。


